今回は「エコライフ通信」の社長記事より
久しぶりに8月の休みに夫婦で郡上に行ってきました。
以前に郡上出身のスタッフが居た事と講習会で何度か訪れた地域でもあります。
今回は、郡上踊りの時期と重なっていましたので多くの観光客で賑わっていました。
若い時と違い徒歩で散策するのも大変だなぁ~と思いきや、人力車が目の前に現れました。
すかさず「二人でも利用できますか?」と尋ねたところ、快く「どうぞ、どうぞ」と車内へ導いてくれました。
ちなみに人力車を引く人を車夫(しゃふ)、俥夫(しゃふ)もしくは車力(しゃりき)と呼ぶそうですが、ここでは車夫とさせて頂きます。
時間的には、30~40分程でしたが、乗り心地と車夫の接遇に脱帽しました。
夫婦で共通した認識でしたが、人力車の車内の居心地は全て車夫の心一つであるという事でした。
決してオーバーな表現ではないですが、短い時間を楽しく観光させて頂きました。
車夫は、「少しでも楽しく観光して頂けたら嬉しく思います」と出発時に笑顔で接してくれました。
途中は、名所ごとに細かいガイドも兼ねて郡上の歴史も少し理解出来ました。
ついでと言っては何ですが夫婦で乗車している写真も撮ってもらいました。
私のブログでは、夫婦の乗車写真は挙げていませんが車夫の後ろ姿は挙げていますのでよろしかったらご覧ください。
今回の日帰り旅行で皆様にお伝えしたかったことは、理美容室経営のサロン内の居心地は、全てオーナーの「心一つ」であるという事です。
私も大変勉強になりました。マネーリテラシーの文章でもご紹介しましたように、これからの「世界経済」「日本経済」は拡大経済ではなく自国優先の潮流のようです。
理美容業界もどんな商品を「扱い」、そして「売る」のかは非常に大切な事です。しかし誰から買うのか?という事を消費者は深層心理で感じ始めているように思います。
コロナ過から完全にウイズコロナという常にウイルスと共存するという時代に入ったようです。
最近、巷でよく耳にすることはサービス業の質の低下です。
飲食店であれば物価高騰により仕入れの品質の低下、人出不足で人的サービスの質が低下したりしているそうです。
私共夫婦が体験した「至極の一時」は、人力車の内装や設備の満足感ではなく「人の心」でありました。
景気に左右されることの無いという理美容室神話も崩壊し、いよいよ「人間力」の時代ですね。
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