「普及させたいモノ」と「売りたいモノ」は違う・・・
弊社の過去の体験談です。
弊社は、創業以来「自然環境改善に貢献する商品」を扱いたいと日頃から思っていました。
それは当然、狭義ですが「社会貢献」という思いがあったわけです。
とにかく「自然環境に貢献する商品」を大いに広めようと必死になって販売していました。
薄利であってもとにかく普及出来ればと、猪突猛進していました。
今思えば、採算を度外視して営業活動を行っていました。
その結果、厳しい経営状態となりましたが「法人の使命である利益を出すこと」に顧みて「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」を実践し、現在では「自己資本比率」も適正になり健全経営に戻すことが出来ました。
ちなみに「脚下照顧」とは、足元を見ながら反省する事です。
会社としては、他社との差別化として売りたいモノもあります。
その中で「普及させたいモノ」と「売りたいモノ」には、私感ではありますが、大きく2つの違いがありました。
その2つの違いとは・・・・・
- 「普及させたいモノ」は取扱者が薄利であっても無理に販売を継続しがちになる。
- 「売りたいモノ」は、取扱い者が利益が出ない場合は、扱うモノを変えようとする。
自然環境に寄与・貢献する商品(モノ)は、拡大して普及したいのですが「使命とか善意の心?」が優先しやすいので「利益を上げて儲ける」事に消極的になるケースも考えられます。
ビジネスには、建前と本音があります。
その絶妙なバランスは、非常に大切だと実感しています。
建前だけでは、成り立たず。本音だけでは成り立たず。私はその事に気付くまでに時間を要しました。
ビジネスは面白いですね?
元気よく、儲けよう!!
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