趣味でお店が出来れば良いんですが？・・・

理美容室はある意味においては、特殊性があります。
例えば、お店を経営しているが配偶者が別に仕事をしているというケース。
よくある美容室のケースでは、ご主人がサラリーマンで奥さんは美容室経営者。

そういったケースでは、仮にサロンが儲からなくても生活は出来るという事です。
趣味感覚でもお店が出来ない事はありませんね。
特に美容室は「家内産業」的な歴史もあり、他業種から見るとものすごく恵まれた環境です。
ですから「儲からなくてもお客様に喜んでもらえればいいの・・」といわれる経営者が多い所以でもあります。

また、両親と同居していたりして「生活費の負担が軽い」ケースもあります。
しかし若いうちは親の援助などで助かるかもしれませんが、やがては自分に全てがのしかかってくるかもしれませんね。
好きな職業を、楽しく「趣味感覚」で経営出来れば最高ですが「備えあれば患いなし」です。
若い独立理美容師さんに対して私が提案しているのは、老後に毎月掛かるであろう資金を「毎月ストック」することです。
そうすれば「趣味感覚でお店は継続」出来る可能性が高まりますね。
もっとお勧めするケースは、「スタッフを1人採用」することです。
経営の内容が「激変」しますが、1＋１＝3以上になる事もあります。