不動産購と預金

不動産購と預金

お金を増やす方法は、幾つもあると思います。

今回は、不動産を購入して資産を持つ事と預金をして現金資産を持つ事の私なりの違いをお話ししたいと思います。でもこれはレアケースであることもお伝えします。

上の写真は、弊社の5階建てのビルです。10年以上前に購入しました。

このビルをローンで購入して資産を得た場合と「コツコツと預金で資産を得よう」とした場合、どちらが資産獲得として正解だったのか?

勿論「正解」はありません。どういうことかと言いますと不動産購入は時期や手持ち資金、購入者の性格など様々なことで変わってきます。

私は、過去に不動産を3回購入して夫婦で一生懸命返済してきました。返済してきたという事は、多くは「銀行借入」という事です。

手持ち資金がないにも関わらず、多額の「借入」をするという暴挙に出たわけです。

それでは、何故借入をしてまで購入し資産を得ようと思ったかと言うと「預金をして現金資産を獲得する」事より「定額で返済」していく方が資産獲得として確実とみていたと後で振り返って感じます。

単純に不動産は、金利の問題や完済後に価値が大きく変動している場合、現金であっても将来的には価値が目減りしていく事は、ここでは省かせて頂いています

私も今までに知り合ったオーナーさん達の中で、利益が生じた場合に今の体験にお金を消費する傾向の方、もしくは将来の備えを優先する方、どちらも見てきました。

私は、借入してでも後者を選ぶ傾向があります。それは長くビジネスを続けたい心理なのでしょうか?

商売人は、信用を失ったら最後です。特に銀行から信用を失えば一巻の終わりです。

という事は、預金をして貯めていくよりも「返済不履行」となった場合のリスクの重大さを背負って「返済優先」にあえて取り組んで来ました。自分たちの欲しいものがあっても、まずは「返済優先」というつまらない?取り組みをして来たかもしれませんね。

貯金は、貯めるよりも時には欲しいものが「優先」するであろうという予測がありました。

多額の借金返済も今思えば取り合えず結果オーライでした。

私は、借金をして不動産を購入する事を奨励している訳ではありません。人によってものの考え方によって方法が異なるという事をお伝えしたかったのです。


皆さんも不動産を購入されている方、これから購入しようと計画されている方、不動産の購入は幾通りもあります。

お金の貯め方も幾通りかあります。人の方策は参考とし、自分に合った貯め方、購入法を見つけると良いですね。

一つだけ言える事は、実体験のある人たちからのアドバイスは決して無駄にはなりませんよ。