理美容室は、地域住民依存型の商い

理美容室は、地域住民依存型の商い

以前にもブログで挙げた事があると思いますが、理美容室に行く場合は「徒歩500メートル」「自転車1000メートル」「自動車3000メートル」程度と言われています。
所要時間は10分以内が行きやすいようですね。
私は事務所から自社の美容室迄車で行きますが、距離は2キロですが、信号も多く5分ではいけない事が多いですが近いので苦になりません。

家族や友人と近所に食事に行く場合でも徒歩で20分というとまず行かないでしょうね。
自転車でも20分もかけていく人も少ないです。
10分以上は、面倒くさい、疲れる、遠い、そんなイメージです。
という事は理美容業はその地域住民への依存が極めて高い商いです。
SNSで集客する場合、交通便の良い好立地なら新客も見込めますが住宅地などの立地では遠方からの新規客集客は容易ではありません。

地域依存型の場合は、オーナー自ら近くの小売店を利用したり相互に助け合う事も必要です。地域依存型での成功のコツは、知らないうちにその地域に同化しているという事ではないでしょうか?
そこに住む住民は、「近くに良い店あるかしら?」という心理があります。
理美容室も「地域の方々に愛される経営が大事だぞ!」と若い頃に受けた諸先輩のアドバイスを思い出します。