野球を10人でプレイしたら？

当たり前ですが野球は、9人制で行うスポーツですね。
昨日は「セパ交流戦」で地元「中日ドラゴンズ」が負けました。
スポーツバーではありませんが、飲食店で飲みながら観戦していた時に、ふと頭に浮かんだ事がありました。
それは、外野もしくは内野で守備を増やして10人でプレイしたら野球はどうなるんだろう？
一気につまらなくなるのかなぁ～・・・

選手の守備範囲が狭くなり、ボールが飛んで来ても自分が取らなくても誰かが取ってくれると頼ったりと緊張感や活気が消えるかもしれませんね。
グランドには、ベース間の距離、ピッチャーマウンドからホームベースの距離もきちんと決まっています。全てが9人ルールが前提で成り立っています。
それでいて、高度なパフョーマンスを楽しむことが出来るのでしょうね。

仕事でも同じで、社員が少なすぎても多すぎてもいい結果が求められません。
社員が多すぎると競争意識も低下し業務のスピードも遅くなりますし、適正な利潤も得られません。逆に少なすぎればお客様を待たせお客満足度は低下し、やはり適正な利潤は得られませんね。
どんな職場でもスポーツでもふさわしい人材の数、広さ、場所、など環境が大切です。
野球を10人以上で行えば、野球ではない新たなスポーツになります。
職場は少数精鋭が一番ですが、昨今のような人材不足では、少数精鋭はいきなり「少数危機」に変化します。
適正なスタッフを維持し経営することは「神業」に等しいと思います。