「ダイバーシティ」と「リバースメンタリング」って何?

「ダイバーシティ」と「リバースメンタリング」って何?

最近よく聞く「ダイバーシティ」
ダイバーシティは、多様性を意味します。集団において年齢、性別、人種、宗教、趣味嗜好などさまざまな属性の人が集まった状態のことです。理美容室でも多様な人材を登用し活用することで、組織の生産性や競争力を高める経営戦略として認知されていきます。

そしてリバースメンタリングは、若手社員がメンターとしてメンティーである先輩社員や上司に助言・指導をおこなう人材育成手法のことを指します。
一見何のことか分かりにくいですので1例を挙げますね。

「ユーグレナ」という会社があります。宜しければネット検索して見て下さい。
*ちなみに私は株主です。
ユーグレナ社は、19年から18歳以下の「CFO(最高未来責任者)」を公募しています。
経営に次世代の視点を送り込むのが狙いです。現在のCFOは3代目です。学生生活を優先しつつ、月に2~3回のペースで会社と打ち合わせをします。CFOは業務委託契約ですがs社内で執行役員並みの影響力を持っています。

23年には生産人口(15歳~64歳)の過半数が1980年以降に生まれたミレニアムやZ世代たちになる見通しです。
今までは多様性というと少数派である女性の登用が中心でしたが「年齢の多様性」に目が向けられています。

理美容業界の「徒弟制度」はとっくにオワコンです。
これからは多様性「ダイバーシティ」重視とオーナーや先輩が若い人から指導を受けるという過去にはあり得ない「リバースメンタリング」の導入も目前だと思います。

お孫さんがあるようなオーナーさんは、「リバースメンタリング」には孫が最適かも・・・