客という個人が売り上げを作っている!
寿司屋さんの実例を挙げます。
私は、飲食店で一番好きだったのは「寿司屋」さんでした。
今は、いろいろな料理もありますし限定した好みの飲食店はすくなくなりましたが・・・
今回お話しするのは、対照的な2軒の寿司屋さんの話です。
2軒とも住宅街にあるお店です。
A店は、個人客より会社関係や家族など複数人での来店客が多い店でした。比率では6:4位です。B店は、個人客が8割位のお店でした。
A店は、複数客の売上が大きいこともあり丁寧な対応でした。しかし個人客から見ると少し物足りなさがあったと思います。
B店は、個人常連客も複数客も変わらない接客で対応していました。
それは私も感じていました。
A大将の人柄もよく人気店ですが、やがて社用で来店されていたお客様は転勤や退職、家族で利用されていた子供さん達も独り立ちしたり遠方に嫁がれたりして客数は厳守しました。
一方、個人客比率の多い店は、安定した経営を継続できました。私は両店とも常連でありますが、この流れは肌で感じる事が出来ました。
二人の大将は気さくで人柄もよく料理の味も良いです。理美容室でも家族連れで来店されることの多い店もあれば、一人だけで来店される店もあります。
人情として複数で来店されると、ついつい個人客への配慮が薄れる事が起こります。いつでもお店の売上を作ってくれるのは、個と言う人です。
複数客も個の塊。個は一人の客。
商売は、立地によって客層も大きく違いますが接遇に大きな差が生じては本末転倒になりかねませんね。
2店舗の寿司屋さんは、繁盛店ですが「客から見る目線」では友人や家族、同僚などで来店されても結局は個人であるという事ですね。
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