美容室のパーマ客は増やせるか?
今や10人に1人いるかどうか?というパーマメニュー。
全盛期は、6割~7割位はパーマ客という店もありました。
随分前から「オワコンメニュー」と言われているパーマ。
「オワコン」とは、終わったコンテンツです。要するに「一時は大人気であったが今では飽きられた」という事ですね。
美容メーカーは、パーマ液を製造しているので何とかもう一度盛り上げたいと必死で仕掛けをして来ましたが、消費者の反応は冷ややかです。
その原因は、皆さんも感じている事だと思います。
例えば「髪が痛む」「手入れが大変そう」「時間が掛かる」「コスパ悪そう」「古い感じ」などなどですね。
でもパーマのような高額メニューは、サロン経営にとって有難いのが本音ですね、
それでは、今後はどうかというと・・・
今のままの「パーマ」のイメージを払拭しない限り復活は難しいと私も思います。
髪が痛まない、肌に優しい、環境に優しい、という事だけでは引き寄せられませんね。
お客様が、時間とお金を費やして「パーマ」をかけるメリットって何でしょうか?
理容店でも以前は、「アイロンパーマ」の全盛期がありました。
ヘアースタイルが変わっても「アイロンパーマ」が復活するのは疑問です。
業界がジリ貧傾向の今後に売上貢献してくれるメニューは何でしょうか?
パーマなのか?毛染めなのか?頭皮ケアなのか?エステなのか?
お客様の心理、すなわち「天の声」を聴きたいですね。
お客様は、無意識の中に理美容サロンに期待していることでしょう。
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