コミュニケーションスキルNO1.

コミュニケーションスキルNO1.

理美容室にとって欠かせないコミュニケーションスキルについて渋谷昌三氏の著書より抜粋してお伝えします。

1・「気持ちのやりとり」は、言葉より顔の表情で通じ合う

メーラビアンの法則は、皆さんも一度は耳目に触れたことがあると思います。
「知覚される態度」=言葉×0.07+音声×0.38+顔×0.55
これは私達は、相手からの情報の半分以上を顔の表情から読み取り、40%近くも声の調子、話す速度などで読み取っているそうです。
私事で恐縮ですが30年以上前だと思いますが、故江川ひろし先生(話し方指導の第一人者で「日本話し方センターの創業者)の1泊2日の話し方セミナーを受講したことがあります。
当時のことで正確ではないかもしれませんが受講費は、おおよそ10万円だったと思います。コミュニケーションスキルはそれだけ価値があるものだと今でも感じています。
社員にも受講させたことを記憶しています。

話を戻します。
人の感情は、言葉だけでなく、声の調子、さらに相手のしぐさや態度に表れる。
これを心理学の用語で「符号化」と言う。例えば、にこにこと笑いかける事によって、「あなたに敵意を持っていませんよ」とか、相手に対する好意を伝えている。また敵を睨んで威圧することも「符号化」の一つ。
逆に相手の「符号」を読み取ることを「解読(かいどく)」と言い、この人は私に笑いかけているから自分にとって好意を持っているのだろうと感じることが「符号解読」と言います。
理美容室では、いかに自分を「表現」し、相手のしぐさや態度に隠された符号をどう「読み取れ」ばいいのかが問題です。
「符号解読」は、経験と訓練によって高める事が出来るという事です。
次回もコミュニケーションスキルのブログ予定です。