メンズコスメ熱い!1600億円市場!

メンズコスメ熱い!1600億円市場!

急成長するメンズコスメ市場。
日経に大きく報じられていた記事に「メンズコスメ熱く 1,600億円」とありました。
主なターゲットは需要が旺盛な「Z世代(1990年代後半以降に生まれた世代)」ですが、中高年層を狙ったり、海外に目を向けたりと戦略は各社各様で国内市場は2024年に1600億円規模に膨らむとみられています。
ちなみに国内理容室の市場規模は約6,000億円。
「Z世代」は、大体25歳以下の若い世代を示しているので「理容室」を利用している割合は低いので、「メンズコスメ市場」の拡大は「理容室市場」の拡大には必ずしも繋がるわけではありません。

メンズコスメを購入する商品は、洗顔料やスキンケアなどの商品で、ギフトではなくあくまでも自分用です。
弊社でもメンズフレグランスにも注目しています。
本日迄開催されている「ビューティーワールド ジャパン東京」でもメンズコスメの出店は数社あるようですので、7月に名古屋初の「ビューティーワールド ジャパン名古屋」開催も楽しみです。

メンズコスメは、国内だけでなく世界でも需要は膨らんでいて日本の老舗ブランドの「資生堂」は海外市場に目を向けているようです。
海外調査では、2015年~20年の北米や中南米、西ヨーロッパなどの市場が拡大。
特にアジアでは、20年までの平均成長率が8.1%と急増。
中国では「95後」の若い消費者層が支えているようです。

中国では1995年以降に生まれた世代のことを、「95後」(ジーウーホー)と呼ぶそうですが、この世代は「新世代」と言われています。
日本の「Z世代」と同じように経済発展後に生まれた世代ですのでゆとりのある世代ともいえるようですが、中国では「95後を理解しなければ、企業の未来はない」と言われるほどビジネス成功の鍵のようです。
それは日本でも「Z世代」に対して同じことが言えるかもしれませんね。