理美容師の掌(手のひら)センサーは、AIでも理解不能!

理美容師の掌(手のひら)センサーは、AIでも理解不能!

理美容師の掌(手のひら)は、一般の方の手とは少々違うと思っています。
それは毎日、0.05~0.09㎜の直径にしか満たない毛髪に触れているからです。
理美容師の掌(手のひら)は、目を閉じていてもその髪が痛んでいるか?そうでないか?を掌(手のひら)センサーで大体分かります。

湿度センサーも敏感に働きます。
例えば、お客様の髪がごく微量に湿度を残していてもわかります。
逆にオーバードライになる瞬間も分かります。
お店で使っている「タオル」や「フェイスガーゼ」の微妙な湿気も、掌(手のひら)センサーで判断できます。
理美容師の神経は、お客様の髪に触れる「手」に一点集中しますので一般の方に比べて敏感、すなわち「職業の手」です。

髪は、非常にデリケートな「モノ」ですが、理美容師にとっては「宝」であり「人生」そのものです。
今日はそんな内容を「若い美容師」と話しました。
掌(手のひら)を意識する事により「無限の潜在能力」が「手のひら」にある事を私は信じています。

職業によって「掌」センサーが異なるのも神秘的ですね。
身近な例えで言えば「医者の掌」「寿司職人の掌」「そば打ち職人の掌」「パン職人の掌」「赤ちゃんを抱くお母さんの掌」「グローブでボールを受ける掌」「指圧師の掌」数え上げたらきりがありません。
その中の一つが「理美容師の掌(手のひら)」です。
理論や理屈が先行するとセンサーは「鈍化」すると思います。

・・・という私のツイートでした。
孫に言われそうです・・・
「じいちゃん、今日何かあったの??」
えっ・・・
「あんまり、カッコつけんでもいいよ~~」
そうやね・・・