原価率って?

原価率って?

ラーメン屋さんにしても理美容室にしても、原価が掛かります。
大体どれ位の原価が掛かるのでしょうね?

原価率=製造原価÷売上高×100(業種によって計算が違う)このような計算から見ると、ラーメン屋さんはおおよそ30~35%の原価率だそうです。ラーメン屋さんは、通常の飲食店より原価が高いようですね。

美容室ではどうでしょう?10~15%程度でしょうか?
皆さんこのブログをご覧になっている方の多くは、理美容関係だと思いますがどちらの方が儲けやすいと思いますか?

一般的に利益率が大きいほど客数が少ないとも言えますので、一人で営業する場合は理美容室の方が儲かるのではないかと個人的にはそう思います。

単価が低くて利益率が少なければ、数が勝負だからです。
美容室の場合は、単価が1万円という店もあり固定化さえ出来れば良いビジネスだと思います。

美容室は、16世紀中期の室町時代の京都において、「髪結床(かみゆいどこ)」が町中に存在していたのが淵源(えんげん)とされていますが、今の美容室は戦後からのヨーロッパの影響を受け比較的に歴史は浅いですね。

ラーメンは江戸時代末に開港した横浜、神戸、長崎、函館に多くの外国人が移り住んだことをきっかけとして日本に流入したといわれているそうですが、私が子供の頃は、中華そばしかなく現状のようなブームははありませんね。

ラーメン店軒数7,500店 理美容室軒数30万軒の軒数から見ると圧倒的に美容室が多いですね。
それはラーメンはラーメン好きの人が対象で理美容は、ほぼ全人口が対象ですので店舗数も違ってきます。

飲食店にはブームがありますが、理美容室には髪型のブームはあっても店が廃(すた)る事はありません。

だからと言って理美容室側から見ると、「絶対理美容室はなくならない!」と強気の姿勢でいると改革は進まないように思います。

これから理美容業の未来を担う若い理美容師さん達が楽しく仕事が出来て、より豊かな生活が送れるためにも、今の現役世代が安定した利益確保の対策が急がれると思います。