ヘアスタイルの多様化は、景気の指標。

ヘアスタイルの多様化は、景気の指標。

多くの事象は、景気の状況によって変化します。
勿論、ヘアスタイルやメイク、リラクゼーションメニューでもそれは言えます。
バブル期とバブル崩壊時を比べれば、売れるヘアスタイリング剤の数量も種類も異なります。
景気回復と共に、ヘアスタイルのバリエーションも増えそれに比例してスタイリング剤も増えていきます。
所得が増えれば「オシャレ」需要も増します。


理美容市場は、生死にかかわる業界ではありませんので、景気が悪くなれば、「早め」に影響し、景気が回復すると「徐々」に回復してきますが、「身だしなみ産業」という「生活上必要」な業種であるが故に「株価」や「不動産」などのように暴騰、暴落という騒動にはなりません。


私はバブル期もバブル崩壊後もお店を経営をしていますが、その点は助かりました。でも過剰な「設備投資」や「固定経費」が以上に高いサロンは倒産に向かいました。
日頃、理美容室をご利用されているお客様方も世間の「ヘアスタイル」を観察してみると景気との連動を感じるかもしれませんよ。
私は、職業柄いつも観察しています。
現状は、幅広い年齢層で髪を束ねている方が多くなっています。
という事は・・・あまりお金を掛けていないという見方が出来ます。
お金の使途が他に移ったのか?・・・はたまた景気は停滞?なのか・・・でしょうね。