理美容室体験の少ない子供達?

理美容室体験の少ない子供達?

現在の少子高齢化は、小学生の子供達でも知っていると思います。
私の高校時代の1学年は、A組~P組の16組もありました。
今の高校と比べるとかなり多い人数ではないでしょうか?
その学生が2~3か月に1回でも「ヘアカット」に行くと相当な売上高です。
それが全国で起きていた日常でした。

消費者が多いという事は、それだけ様々な注文や希望があるわけですから理美容室側にとっても大いに勉強になりサービスの向上にもつながりました。
40前に実際に起きた体験を紹介します。

開店して2~年が経った頃に「チャイルドカット」を店内と入口に「○○日午後6時からチャイルドカット500円」というチラシを貼りました。
当日、開始時間の10分前には50人以上の子供達が親と同伴で来られました。
ビックリした私は、すぐにスタッフとカットを開始しました。
1人にかける時間も最小限で目が回る思いで頑張ってた矢先に・・・

「どうしてこんなに子供たちを集めたんですか?随分と時間が掛かって夜までに終わるんですか?」と想定外のクレームを頂いたことは今でも脳裏を離れません。
その時の子供さん達が大人になり「ヘビーユーザー」となりサロンを支えて頂きました。
今のお子さん達は、昔に比べると来店頻度も下がりました。
過去の「ヘビーユーザー」とは内容が異なっています。
でも我々業界人は、理美容室は楽しい空間として「ヘビーユーザー」創りは永遠の使命です。