最近聞かない「ツーカー」・「阿吽の呼吸」

最近聞かない「ツーカー」・「阿吽の呼吸」

最近はあまり耳にしなくなった「ツーカー」。
「阿吽の呼吸」も普段使いはしませんね。
私は昭和人間ということもあり、この言葉をよく使いますし好きな言葉です。

「ツーカー」は、「お互いに気心が知れている、ちょっと何か言うだけでも通じ合う間柄」という意味です。
調べて見ると「つうと言えばかあ」という言葉の略語で、「つうかあ」とも書くそうです。
「つう」と「かあ」の由来が何かということには諸説あるそうですが、「~っつぅことだ(ということだ)」と言われたのに対して「そうかあ」と答えたという掛け合いからきている説が一般的のようです。

よく似たニュアンスで「阿吽の呼吸」というのがありますね。
私も20年以上武道を習っていたこともあり「阿吽の呼吸」は身近な言葉でもありました。
こちらは口から息を吐く音「阿」と、吸って止める音「吽」のリズムを合わせるということから「武道など二人以上で何かをするとき、微妙な間合いをぴたりと併せること」という意味です。


今回取り上げた理由は、会社でもお店でも家庭でも多くは語らずも、互いに通じ合えれば物事はスムーズに進んでいくと思うからです。
理美容室で接客マニュアルを習う事は大切ですが、「ツーカー」となればお互い補うことも出来ますね。
日本人は、「ツーカー」「阿吽の呼吸」は好きなワードではないでしょうか?
合言葉は「ツーカーでいこうね!」