理美容師の跡継ぎが少ない理由?
理美容師の成りては、もう随分前から下降気味であることは誰でも想像がついたと思います。
ですから、人材確保として理美容師2世を獲得することも大事な事でした。
弊社も理美容師2世を何人も雇用してきましたが、現実には家業を引き継ぐことは容易ではありません。
その原因の多くは、両親の店のほとんどが「夫婦」で成り立っているという経済状況があります。
息子や娘を外で修業をさせて数年後に一緒に経営をするというのは、2世を持つ親の願いです。
しかし現実はそう簡単にはいかないケースがほとんどです。
答えは単純ですが簡単ではありません。
子供が戻って来た時に「今までと変わらない給料」が出せるかどうか?に掛かっています。
親からすれば、一緒に住めば生活費も軽減できるし家賃も掛からないから「取り合えず売り上げが上がるまで小遣い程度で頑張ってもらう」からスタートします。
実はそのスタートに問題があります。
でもそこに問題提起をするケースは少ないのが現状です。
理美容室の引継ぎの問題は多々ありますが、上記のケースはとても重要です。
弊社の場合、娘と息子を「修行先」から同じような給料で受け入れることが出来た最大の理由は、「ハイブリット経営」です。
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