在宅訪問美容

在宅訪問美容

在宅訪問美容は、介護関係者の紹介もしくはご家族からの問い合わせで実行されることがほとんどです。
でも現実は、美容サービスを求めているにも関わらず一人で住んでいる「独居老人」の中には、自宅に理美容師を招く事を躊躇される方も少なくありません。

そのような理美容サービスを受けられない方々を「美容難民」といいます。
この3年間は、理美容師を呼びたくてもコロナ禍で髪も伸び放題になっていた方もお見えになりました。
同じように買い物難民も全国的に増えていますね。

現状では、65歳以上人口のうち単独世帯(一人暮らし)の人口は平成22年の479万1千人から562万6千人(65歳以上人口に占める割合は16.4%から16.8%)という実態です。

高齢者の一人暮らしがどんどん増えています。 男女別にみると、男性が179万7千人、女性が383万人で、女性が男性の2倍以上となっています。

逆にサロンでは、来店出来なくなっている高齢者が急増です。
理美容室経営も少子高齢化の影響を肌で感じるようになってきました。

今年の成人式も過去最低レベルです。
新たなマーケットが必要不可欠という事ですね。

ちなみに今回も在宅訪問の問い合わせがありましたが、50代と思われる息子さんから「母のカット」をお願いしたいとの連絡がありました。家族がいると心強いですね。