「悩み解消メニュー」理美容室値上げのカギ

理美容室へ行動機は、「身だしなみ」を筆頭に「キレイになりたい」「カッコ良くなりたい」「若く見せたい」「髪をきれいにしたい」「イメージチェンジ」をしたいなど様々です。
私が髪を切るのは、ほぼ「身だしなみ」の為です。
諸物価の影響でいよいよ、理美容室の値上げも現実化してきました。

値上げで客単価を上げながら、敬遠されずに客数を増やしたり、維持したりして収益増につなげた飲食チェーンは、コロナ前を上回る業績改善につなげました。
マクドナルドや牛丼チェーンは、話題性のある新商品などで割高感を打ち消したり、定番商品にトッピングを加えて特別感を演出し客離れを防いでいます。
一方で値上げ後にコロナ前の収益を下回るチェーンもあり、価格メニューの戦略が重要性を増しているようです。

弊社の近所の飲食店でも、既存メニューをそのまま値上げしたお店は客離れが起きているように見えます。
消費者は、値上げは受け入れていますが「自分にとって得をしたい」と思っています。
その顧客感情は、無視できません。
理美容室の来店動機は、飲食店とは違い「自分の悩みを解消したい」という深層心理が少なからずあります。
そこを汲み取る事が大事だと思います。
どんな業種でも値上げは経営者の「腕の見せ所」と消費者は見ているかもしれませんね。
大変だぁ～～～～～