「雨後のたけのこ」のような出店?

「雨後のたけのこ」のような出店?

バブル経済の頃は、日本中の大型店や個人店舗で賑わっていました。
グルメやファッションのブームも次々と変化し、廃業する店舗があると思えば「雨後のたけのこ」のように新たな店舗がすぐにオープンして活況を呈していました。

空き店舗は、早い者勝ちの争奪戦であった事を記憶しています。
私も日々、賃貸物件や不動産を物色していました。

あれから30年が経ちました。今では一部の地域を除きシャッター通り化していることは珍しくありません。廃業した店舗の後は空店舗の張り紙が目立ちます。

昨日、弊社の近所で飲食店がオープンしました。
でもこの地域も当時の店舗数は存在していません。


店舗の廃業と新規開店は、人間に置き換えれば細胞の「新陳代謝」のようなものです。
要するに「新陳代謝」はエネルギーが存在してないと起こりません。
年齢を重ねればエネルギーも低下し新陳代謝も小さくなります。


経済の新陳代謝が弱くなればその地域は、人口流出も比例していると考えられます。
多くの地域で実店舗という経済エネルギーが減少しています。


しかしながら個人店にも「店内変化」とういう新陳代謝が実は存在します。
それはお客様が無意識に感じている店のエネルギーです。お客様はそのエネルギーを肌で感じて再来店されています。


若干のお金も掛かるかもしれませんが、アイデアと工夫で「活き活きとした店内」を作る事が今は大切だと個人的に思います。
それが私達が出来る新陳代謝です。


早速、新規オープンした飲食店へ「新陳代謝」を感じ取ってきます。
地元民が地元商店の応援団でもありますね。